「我が家でもおうち英語やってみたい!」
「おうち英語って何から始めればいいの?」
「ちゃんと続けられるか不安…」
子供の将来を考えると、小さいうちから自宅で英語に馴染める環境を作ってあげたいと感じるママも多いですよね。
しかし、おうち英語には正解がないため、何から始めたらいいか分からず手当たり次第に取り入れて、失敗した話もよく聞きます。
おうち英語は目的持って、子どもの年齢や適正に合った環境を用意して楽しく取り組めば、難しいことではありません。
この記事では、おうち英語の始め方に悩んでいる方に向けて、以下のについて解説します。
・おうち英語を始める前に準備すること
・年齢別のおうち英語の進め方
・おうち英語を進める上で大切にすること
大切なのは、「親子で一緒に楽しむ」こと!おうち英語が順調に進んで子どもの発言が増えれば、自信や達成感にもつながり、どんどん楽しくなりますよ。
この記事を参考に、子どもが生きる未来にむけて、一緒におうち英語を始めてみましょう!
目次
おうち英語を始める前に決めておく大切な3つのこと
おうち英語を始める前にしっかりと準備を整えておくことが大切です。
- 子どもの将来像を明確にする
- 具体的な目標を設定する
- 教材などにかける予算を決めておく
やみくもに始めると途中で気持ちがブレやすく継続が苦しくなります。子どもも親も無理なく楽しく続けられる環境を先に整えておきましょう。
1.子どもの将来像を明確にしよう
何のためにおうち英語を始めるのかを明確にしておきましょう。
- 世界中の友達と交流してほしい
- 世界の文化や価値観が共有できるようになってほしい
- 将来は海外で働けるようになってほしい
具体的な親の願いや子どもの将来の姿をイメージすることが大切です。うまく思いつかない場合は、以下の点を考えてみましょう。
- 子どもにどんな可能性を広げてあげたいか
- 英語力を活かしてどんな経験をしてほしいか
- 家族としてどんな価値観を大切にしたいか
あまり難しく考えず「こうなってくれたら嬉しいな」という程度でもOKですよ!
2.具体的な目標を設定しよう
年齢などの数字を入れながら目標を具体的に落とし込んでみましょう。長期的な目標から逆算して、半年後、1年後にできるようになってほしいことを決めておきます。
- 3ヶ月後までに色の名前を英語で言えるようになる
- 半年後までに基本的な挨拶ができるようになる
- 1年後までに簡単な英語の歌を5曲歌えるようになる
段階的な目標があることで、子どもと一緒に目指す未来が明確になるので、ママも迷いがなくなります。達成感も上がり、成長を実感しやすくなりますよ。
3.教材などにかける予算を決めておこう
おうち英語を始めるにあたって、予算設定も重要なポイントです。最近は無料のYouTube動画や音声教材も充実していますが、絵本やおもちゃも効果的です。
- 英語絵本:1,000円〜
- 知育おもちゃ:3,000円〜
- 子供向け英語学習アプリ:月額1,000円〜
予算は家庭によって異なりますが、最初は必要最小限からのスタートで良いでしょう。子どもの興味や成長に合わせて徐々に増やしていくのがおすすめです。
【年齢別】 おうち英語の始め方と教材選び
子どもの年齢によって、効果的な学習方法や適切な教材は大きく変わります。発達段階に合わせて、子どもにとって無理のないおうち英語の取り組みが、その後の英語力の土台となります。
年齢別におすすめの学習方法と教材を紹介しますので、子どもの年齢にあわせて参考にしてください。
【0〜1歳】語りかけや英語のかけ流しで大量のインプット
赤ちゃんの聴力はとても敏感で、あらゆる言語の音を区別する能力が最も高い時期と言われています。日常生活の中で、以下のような方法で自然に英語に触れる環境を作りましょう。
- 英語の子守唄やリズム遊び:マザーグースなど
- 英語絵本の読み聞かせ
- 日常的な語りかけ:Good morning、Time to eat! など
この時期の英語絵本は、同じ表現の繰り返しになっているものがおすすめです。また、マザーグースについては、「子どもの英語教育に最適おすすめのマザーグースと家庭で取り入れるメリットを紹介」の記事でも解説しています。
【2〜3歳】あいさつや簡単な表現を日常生活に
言葉の吸収が著しいこの時期は、インプットに加えて実際のコミュニケーションも取り入れるのが効果的です。遊びの中で自然と英語が身につく環境作りを心がけましょう。
- 日常的に使う基本的な表現:Please、Thank you、I’m sorryなど
- 英語の歌やダンス:♪Baby shark、♪Seven stepsなど
- かんたんなコマンド:Jump、Wiggle、Sit down、Turn aroundなど
体を動かす遊びを取り入れると、単語や表現を覚えやすくなりますよ。
日常的な表現は、あいさつの他にも数字や色などを取り入れてみてもいいでしょう。その際は、実際にボールや物で数を示したり、クレヨンなどで色を見せながらやってみてくださいね。
【4〜6歳】 おうち以外でも英語を話す機会を
自分でできることが増え、好奇心が旺盛なこの時期は、より実践的な機会を増やしてあげましょう。
- 地域の英語サークルへの参加
- かんたんな英語絵本の音読
- 外国人との交流イベントへの参加
子どもの好みもハッキリと出てくる時期なので、子ども自身が興味のあるものを優先的に選んでみてくださいね。フォニックスの学習もこの頃から始めてみても良いでしょう。
【小学生以降】読み書きをプラスして総合的にスキルアップ
小学生になると、学校でも本格的な学習が始まります。英語の読み書きの学習も徐々に取り入れていきましょう。
- フォニックスを使った読み書きの練習
- かんたんな英単語の書き取り
- 英語絵本の音読:ORT、CTP、その他赤ちゃん向けの絵本など
おうち英語の開始時期や、子ども自身の能力によって個人差があります。楽しみながら学ぶという姿勢は忘れないようにしてくださいね。
おうち英語を成功に導く2つのポイント
おうち英語は「長く地道な道のり」です。長く続けるためには、以下の2点を意識してみましょう。
- 親も一緒に楽しむ
- 他人と比べない
続けていく中でつい忘れがちになりますが、これらを意識することで、無理なく楽しくおうち英語が続けられます。
1.親も一緒に楽しむ
子どもは親の姿を見て学びます。親が英語を楽しんでいる姿を見せることで、子どもも自然と英語に興味を持つようになります。
親も一緒にアプリを使って英語学習をしてみたり、休日に家族みんなで英語のカードを使ったゲームで遊んでみてもいいでしょう。
失敗を恐れずに、親も積極的に英語に取り組む姿勢が子どものモチベーションや継続につながります。
2.他人と比べない
子どもの英語習得には個人差があり、それぞれのペースがあります。他の子と比較したり焦ったりせず、子どものペースを尊重することが大切です。
- OOちゃんはもう英検2級を持っている
- OOくんは難しい英語の本が読めるようになっている
アンテナを張っていると、どうしても周りの情報が耳に入り気になってしまうこともあります。他人の情報に惑わされず、我が子を信じてマイペースにコツコツと続けていく姿勢が大切です。
子どもの興味が薄れているときは一旦休憩しても良いでしょう。長期的な視点で成長を見守ってくださいね。
【まとめ】おうち英語は親子で一緒に成長する学びのカタチ
おうち英語は決して難しくはありません。大切なのは、子どもの年齢や興味に合わせた適切なアプローチと、継続できる環境作りです。 そして何より「親子で楽しみながら続ける」ことが成功への近道!
また、子供が4歳ごろになってくると、おうちの中だけでなく、アウトプットの場として実際に外国人と触れ合う機会を作ることも大切です。
「地域で英語のイベントなんてやってないし、外国人の友達もいない…」
そんな方にはGlobal MOM to MOMがおすすめです!Global MOM to MOMでは、毎月100回以上の国際交流ピクニックを開催しています。
初めての方でもママが英語を話せなくても、親子で気軽に参加でき、生きた英語が飛び交う環境でアウトプットできます。
おうち英語の一環として、ぜひGlobal MOM to MOMも検討してみてくださいね!