SNSで英語のスラングを使うと、SNSの投稿が一気におしゃれでカッコよく見えることがありますよね。
しかし、スラングの意味や使い方を間違えると、意図しない印象を与えてしまうことも。
この記事では、SNSでよく使われる英語スラングを5個厳選して紹介します。
bratやrizzなど、最近話題のものも解説しています。
これを読めば英語圏の投稿にも自信を持てるようになりますよ。
目次
スラングとは「俗語」のこと
スラングとは、とくに10〜20代の若い世代が好んで使うくだけた表現です。
SNSは友人や知人と気軽に会話しやすい場のため、フォーマルな言語よりも話し言葉に近いカジュアルな表現が好まれます。
SNSコミュニケーションにおいてスラングを使うことで、親近感が生まれやすくなります。
英語圏の文化や流行に合うコミュニケーションがしやすくなるため、SNS上での会話に深みを持たせることができますよ。
SNS上でスラングがよく使われる2つの理由
スラングがSNS上で使われやすい理由には、以下の2つが挙げられます。
- 文字数の削減になるから
- SNSには比較的若者が多く独特の文化があるから
それぞれ順にみていきましょう。
文字数の節約につながるから
スラングは、大幅に文字数を短縮しながら意図を伝えられるため、SNS上で頻繁に使われます。
英語は文字数の多い単語もあるため投稿の制約を受けやすいです。
とくにX(旧Twitter)では、文字数が最大140字ととても短い制限があります。
スラングを使用することで効率よくメッセージを伝えることができるのです。
たとえば「gr8」は「great」のスラングで、意味は本来の表記と変わりません。
文字でやりとりする際によく使われます。
文字数を節約しながら内容を伝えられるため、英語スラングはSNSで頻繁に使用されています。
SNSには若者が多く独特の文化があるから
SNSは比較的若いユーザーの利用が多いため、若者特有の文化や表現がスラングで広まりやすい傾向があります。
10代〜20代のユーザーは、取り入れた新しいトレンドをいち早くSNSで発信することが多いです。
そのため、スラングが共通言語として定着しやすくなります。
SNSで若者のムーブメントが日々生まれる中で、独特の文化の一部として、スラングを使ったコミュニケーションが根付いていきます。
カッコいい!おしゃれ!日本人におすすめの英語スラング5選
日本人でも取り入れやすいスラングを5つ紹介します。
SNSなどで国際交流したい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
brat
bratは少し生意気で自己主張が強い人を表すスラングです。
カマラ・ハリス氏への発言で話題となり、今や広く使われる表現となりつつあります。
bratはもともと「悪ガキ」という意味の言葉 でした。
イギリスのポップスター、チャーリーxcxのアルバムのタイトルになったことでBratの言葉の意味が拡大され、スラングとして定着しました。
bratを使った例文
- Don’t be such a brat!(そんな恥知らずなことはやめて!)
- That brand is totally embracing the brat summer vibe!(あのブランド、完全にブラット・サマーを取り入れているわ!)
- kamala IS brat.(カマラ・ハリスは強い。)
rizz
rizzはカリスマ性や魅力を示す英語スラングです。
この言葉はSNSで急速に広まり、特に若者がよく使う言葉として目にすることが増えてきました。
rizzはcharisma(カリスマ)の短縮言葉といわれています。
rizzを使った例文
- The woman has rizz.(あの女性はカリスマ性があるね。)
- He’s got some serious rizz.(彼は本物のカリスマ性を持ってる。)
- The influencer’s rizz has gained her millions of followers.(そのインフルエンサーにはカリスマ性で多くのフォロワーがいる。)
sigma
sigmaは孤高で自立した人物像を意味するスラングです。
社会的な枠組みや他者の影響を受けずに、自分の道を進む人を指します。
このスラングは特にSNSで、人物のアイデンティティを表す際に使われています。
Sigmaは海外の著名人もよく使っていて、日本人も目にすることが多いスラングです。
sigmaを使った例文
- He’s a sigma male!(彼、イケてる男だな!)
- What the Sigma!(ゲキヤバだな!)
- You’re just a sigma.(さすがだよ。)
cap
ここまで人柄や性格についての言葉を紹介しましたが、そのほかにも興味深いスラングがあります。
capは嘘や誇張を意味するスラングです。
SNSで誇張された発言や事実を指摘するときによく使われます。
capは「帽子」の意味の方が主流ですが、ここではヒップホップ文化に由来するようです。
嘘を表す言葉には「lie」や「kid」などがありますが、capを使うとより現代的でノリの強い印象を与えられますよ。
日常の軽い会話でも使える便利なスラングです。
capを使った例文
- That’s cap!(嘘だ!)
- He’s capping about his achievements.(彼、業績について嘘ついてるよ。)
- I’m telling the truth, no cap.(本当のこと言ってるよ、嘘じゃない。)
GOAT
GOATは「Greatest of All Time」の略です。
「史上最高の」という意味で、人や物に対する最上級の称賛や素晴らしさを表現するフレーズです。
特に、スポーツの場面での実況でアスリートやアーティストを称賛する際に使われる定番の表現となりつつあります。
文字ベースのSNSでも、特定の人や物に対する推しポイントや敬意を、熱意たっぷりに表現できるでしょう。
GOATを使った例文
- He’s the GOAT of basketball!(彼は最高のバスケットボール選手だ!)
- I think Shohei Ohtani is the GOAT.(大谷翔平こそ最高だと思う。
- Cooking is GOAT.(料理することこそが人生最高の時間だよ。)
スラングを使うときの2つの注意点
英語スラングを実際に使うときは以下の2点に注意しましょう。- 相手のシチュエーションを考えて使おう
- カジュアルさと敬意のバランスを保とう
これらの心得るべきポイントを深く掘り下げます。
相手のシチュエーションを考えて使おう
スラングを使う際は、相手の状況に配慮することが大切です。
スラングはカジュアルすぎる印象を与えるため、フォーマルな場面や真剣な会話にはそぐわないことがあります。
たとえば、企画会議や交渉の場では、相手の信頼に影響する恐れがあるため、スラングの使用は好ましくありません。
SNSでも同様で、商用アカウントに突然スラングを使って関わろうとすると印象は良くないでしょう。
スラングを使う状況や目的に応じたコミュニケーションが大切です。
スラングを使う前に、自分や相手の置かれたシチュエーションをよく考えましょう。
カジュアルさと敬意のバランスを保とう
スラングを使う際は、相手との距離感を見極めましょう。
SNS上であまり親しくない相手に突然スラングを使うと、砕けすぎた印象を与えかねません。
特に英語でのやり取りでは日本語での会話とは違い、不用意に距離が近い印象になる場合があります。
相手との距離感や相手へのリスペクトの気持ちを忘れないようにしましょう。
英語のスラングだけに限った話ではありませんが、適切な距離感と敬意を持ってコミュニケーションをはかることはとても重要です。
スラングは、友人や親しい人とのカジュアルなやり取りでは楽しめますが、相手との距離感を誤ると途端に失礼に感じられるかもしれません。
英語スラングでコミュニケーションにプラスの変化を
本記事では、SNSで使えるスラングに関する基本的な知識や注意点を紹介しました。
スラングを上手に使えば、コミュニケーションがより楽しくなり、相手との距離も縮まります。
代表的な英語スラングは英語圏の文化や流行を反映しているため、うまく使えば異文化交流にも大きなプラスになるでしょう。
「外国人ともっと英語で交流したい!」
「英語でカッコよく会話をしてみたい!」
英語仲間を作って親子で交流を深めたいなら、Global MOM to MOMがオススメです!
Global MOM to MOMでは、zoomで開催される親向けの英語を使った飲み会や勉強会など、外国人と楽しくコミュニケーションできるチャンスがいっぱいあります!
英語を学びたい親同士の情報交換や交流も気軽にできますよ。
「英語のコミュニケーションをより楽しみたい!」と思ったら、ぜひ一度無料オンライン説明会に来てくださいね。
スラングをマスターして、SNSや日常会話をもっと楽しみましょう!