このエピソードを思い出すだけでも、涙が出てきます。
私は前の仕事の関係で、国際結婚しているファミリーの知り合いが多いのですが、
ハーフの子供がいる両親から聞いたお話。
バイリンガル育児をしていて、子供が英語を流暢に話していたそうですが、
日本の小学校に入り、クラスに英語を話す子供がいなく、このお子さんだけが英語を話せたそう。
日本語の会話の中でも、英語が混じったり、発音もRをはっきり言えるネイティブのようにきれいな発音。
ジャパニーズイングリッシュではなく、本物の英語。
その発音の良さを友達にバカにされて、”気持ち悪い〜”と、いじめの対象になったそうです。
それでも家族で頑張っていたのですが、
子供がこういうことを親に話し出したそうです。
英語を話すのを友達に見られたくない、
なんで僕だけが英語を話せるの?
英語が話せない方がよかった。
絶対に人前で僕に英語で話しかけないで! (←アメリカ人のパパに)
こういうことを子供が言っていて、いじめられているという話も先生から聞いて、
親は
「英語を話したくなければ、話さなくていいよ。」
と子供に伝え、
バイリンガル育児を一旦辞めて、日本語オンリーにしたそうです。
それから数年が経ち、その子供は今は高校生。
英語をすっかり忘れてしまい、今では、全く英語が話せないようになってしまった、という話。
このエピソードを聞いた時、衝撃的でした。
こんな大都会の大阪でもまだこんな状況なの!?
こんな悲しすぎるニュースも知っています。
ハーフということでいじめられ、最後に自ら命を絶ってしまったのです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190419/k10011889021000.html
こういう日本社会の英語に対する、外国人に対する変な
偏見!?特別感!?違和感!?
上手い言葉が見つからない、、、言おうとしていること、分かりますよね?
次の世代で活躍する子供達には、
こういう変な考え方を持って欲しくない。
本気で、日本の社会を変えていきたいので、
“Global MOM to MOM“の活動を日々頑張っています。
英語は恥ずかしいものではない!
英語は話せるのって、特別でもなく、普通のこと。
英語が話せれば、世界中の人とコミュニケーションが取れる!
こういったことを子供たちに分かってほしいし、
実際に英語を話す人々と交流することで、自分で体験して目で見て理解してほしい。
これから、“Global MOM to MOM“ーの活動で、
日本中に英語育児の輪を広げていきたいです!!!