私の本音:インターナショナル保育園について
最近、インターナショナルスクールに行くべきか悩んでいます。
と、相談がよく届くので、
私の経験から本音をお伝えしますね。
(批判を怖れずに本音を書きます、、、!)
結論から言うと、
どっちでもいいと思います (笑)
ぶっちゃけ、インターにそこまで期待をしない方がいい!
私の6歳の長男の経験談をシェアしますね。
4年前の話、、、
(この当時、私は大人向けの国際交流イベントを運営していたので、“英語子育て”という分野に、そこまで関心がなかった。だから軽く考えていました)
長男が2歳半ぐらいの時、近所の普通の日本の保育園に週3回通っていました。
夫がアメリカ人で、息子が日米のハーフだから勝手に英語を喋ると思っていました。
でも、現実は違った、、、、、
幼い息子は、日本語はどんどん吸収して上達するのに、英語を全く話さない!!ことに気づき、焦りました。
そして、片道30分かかる人気のインターナショナル保育園に転園する事にしました。
そこに1年半通って、息子は英語が話せるようになり、“よし!これで安心”と思い、
このインターを3月に卒園し、4月から近所の幼稚園に通う事になりました。
同じインターの幼稚園に進む道もあったのですが、
やめた理由は、月謝が高すぎるのと、運動時間が劇的に短かいから。
(※この1年半、外の公園には1度も連れてってくれず、小さい庭園で30分ぐらい遊ぶ程度)
幼い子供には、体を動かす運動が大切だと思っていたし、
私の息子は活発にお外で遊ぶのが好きなタイプだったからです。
大阪は幼児教育の無償化になり、近所には無償で通える素晴らしい幼稚園がたくさんあります。
モンテッソーリの幼稚園、園庭が広い幼稚園、思いっきり遊ばせてくれる幼稚園etc….
英語だけのために月に10万円を払うことに疑問を感じ、子供のうちに伸ばすべき大切な能力を伸ばしてくれそうな幼稚園を選びました。
息子が選んだのは、お勉強じゃなくお外遊びをメインにした自由な雰囲気の幼稚園
毎週水曜日に、園庭を水びたしにして、先生も一緒にドロドロになるまで泥んこ遊びをして、みんなでシャワーを浴びるというような、思いっきり体を使い遊んでくれる幼稚園でした。
新しいお友達もでき、楽しんでいたら、、、、
数ヶ月後、息子が完全に英語を忘れていて、全然話せないようになっているのに、気づきました。
ガーン (‾◇‾;)、
あんなに高額な月謝を払ったのに、、、、こんなすぐに英語を忘れるとは、、、
子供は英語を覚えるのも早いけど、
英語を忘れるのも早かった!!!
そこで、私が積極的に家の中で英語を使うように切り替え、息子と同年代の外国人の友達を作って、週末も英語を話す機会を増やしました。
ぶっちゃけパパは関係ない!と思いました。(笑)
国際結婚している知り合いが多いのですが、ママが外国人でパパが日本人だと子供は英語を話せますが、
私のようにママが日本人でパパが外国人のケースは、子供が日本語しか話せないケースが多いです。
そこで、思ったのが、ママがキーだという事。
(インターでもパパでもなく、お母さん次第!)
その頃、どうしたら日本人の子供は英語が話せるようになるのか???
ということを真剣に考えて、
Global MOM to MOMという、ママ同士が繋がるというアイデアが生まれました。
辛口な感想:インターナショナル保育園について
これは、一般論ではなく、ただの私の感想です。
(批判を怖れずに本音を書きます、、、!)
●インターナショナルスクールは学費が高すぎる。(これは日本独特だと思う)
異常に高すぎて、本来通うべき外国人ファミリーが通えない!
●英語環境を求めてインターに入っても、クラスのほぼ全員が日本人の子供。英語を話すのは先生だけというケースが多い。(私が見学に行ったインターは全部そうでした。でも、地域によっては、外国籍の子供が多いというインターもあるかも!?)
●英語やお勉強に重きを置きすぎていて、英語以外の子供の成長面のケアが足りない印象。(子供の運動能力や自然の中から学ぶetc…)
●インターによって、クラスの子供同士の会話が英語ONLYという場合と、日本語OKという場合があります。日本語OKのスクールだと3年通っても、英語が話せないままの子供達も多い。(英単語やABCは書けるけど、英語でコミュニケーションするまで至っていない)
●逆に、英語ONLYのスクールだと、「お友達と話したい!」「先生と話したい!」という子供の大切な気持ちが、”No Japanese, please!”と先生に一撃される。
本当はお喋り大好きで積極的な子供だとしても、英語が話せないことで、クラスで発言できず消極的になってしまう。(これはインターの参観日の時に何度か目にしたのですが、英語が上手な子供が堂々と話し、話せない子供は黙っていた、、、なんか可哀想で、胸が痛かったです。)
●インターで英語が話せるようになっても、日本の幼稚園や小学校に通うと、すぐに英語を忘れる。(←私の息子のパターン)
だから、スクール丸投げという考え方は危険。お家も英語環境にする必要がある。
●インターに行っても親の英語力はUPされない。
(子供の英語にお金と時間を費やすのもいいですが、ママの英語を上達させた方がコスパも良く、子供と一緒に外国人と遊んだり、海外旅行したり、人生楽しい!)
●大手のインターは、外国人の先生と保護者が友達になって、プライベートで交流することを禁止しているところが多い。連絡先やSNSの交換を禁止していると規約に書かれている場合が多い。
だから、結論としてたどり着いた答えは、
スクールにそこまで期待するのではなく、
お母さん主導、日常の英語の環境が大切。
子供は順応力が高いから、環境で左右される。
だから、インターに通っても、
インターに通わなくても、どっちでもいい。
お家の中を英語環境にし、日常的に交流する外国人の友達を作る環境を作ることに重点を置くほうが良い!という結論に至りました。
日本の英語環境を色々と考えて、作り上げたのが、
外国人ファミリーと一緒に英語子育てするプロジェクト
英会話スクールでもなく、インターでもない。
新しい形態。
興味がある方は、”Global MOM to MOM” をチェックしてくださいね!