2025年に、大阪万博が決まりましたね!!
大阪府が万博開催に向けて動き始めた当初、関西在住の私は「万博…別に大阪でやらなくても…」と実は思っていました(笑)
けれど、やはり開催が決定した際には、「こんな近くで万博が開催されるなんて、一生に一度あるかないかだし、楽しみだな!」と心が躍るようになりました。
万博が開催される頃には、私の息子も8歳。
6年後、息子が「万博に行って良かった!世界の色んな人と話せた!」と心から思えるようにするには、今から何が出来るんだろう?
私の個人的な想いにはなりますが、少し考えてみたので、お話させて頂きます。
目次
万博って何のために行われるの??
そもそも、万博って一体何なんでしょうか。
まずは、子どもに万博が何ぞやを説明出来るようにならなければいけませんよね!
おそらく私、今息子に(まだ息子喋れませんけど(笑))聞かれても、
「…世界中の人が屋台を出すでっかいお祭的な…感じかな…」
ぐらいの、めちゃくちゃな回答しか出来ません!!(おいおい)
世界大百科事典の説明が分かりやすかったのでご紹介いたしますと、
「時代の最先端をいく世界各国の科学技術の粋を一堂に集めて展示するほか,各国それぞれのお国ぶりを紹介する展示や催物により国際交流を深めようとする世界最大の博覧会。」
ということでした。
子どもに説明するならば、「見てみて、私の国、こんなに凄いんだよ!あ、貴方の国も素敵だね!仲良くなろう!って、世界中の人が集まって交流する会」といったところでしょうか。
大阪万博で世界中の人と話すチャンスをつかむためには
2800万人が来場するだろうと予測されている大阪万博ですが、世界中から、関係者および観光客が大阪に集結することとなります。
そんな中、万博を訪れた子どもが、気軽に外国人の人と話せる機会はあるのでしょうか?
私の予想では、「きっかけさえ、こっちが作れば、絶対にある!!」と思っています。
というのも、今年の冬、家族でスキー場に遊びに行ったのですが、半数以上が外国人観光客だっだんですね。
お昼にスキー場内のレストランに入っても、大体周りは外国人。
スキーウェアを着た1歳の息子が珍しかったのか、外国人の人たちは皆笑顔で息子に手を振ってくれて、それをきっかけに、テーブルに隣合わせた人、全員と会話をし、楽しい時間を過ごしました。
そんなことが、3日間中3日あったんですよね。
そう、「赤ちゃん」や「子ども」って、外国人と会話を始めるために、大きな武器になるんです(笑)
…となると、2025年には8歳になっている息子が、外国人の人に万博会場で手を振ってもらうためには、「着物を着せる」や「桃太郎のコスプレをする」などをして、目立たせる必要があるということです!
子どもが自分から話しかけるのは難しい、でも、「話しかけられるように仕向ける」ことは、親の力で可能です。
初対面の人との会話は何よりも「きっかけ」が重要。
「Cute!」と指さして貰えるように、「一緒に写真撮って!」と話しかけてもらえるように、今からコスプレネタを考えていこうと思います…!
大阪万博で世界中の人と会話を弾ませるためには
「話しかけられる」「会話のきっかけが生まれる」まではクリア出来ても、その後会話が始まらなければ意味がありませんよね。
「Where are you from?( どこの国から来たんですか?)」
せっかくの大阪万博なんですから、まずは、これを聞いて欲しいですよね。
そもそも、小学生低学年の子どもにとって、「外国人」というのはあくまで「外国人」で、どこの国の人なのか?という概念は、あまり無さそうな気がします。
そこで、色んな国のことを、少なくとも、大阪万博に出展する国のことは、やはりあらかじめ勉強していく必要があるなと思いました。
1国1国、詳しく調べていくとキリがありませんが、国名、どこにあるのか、暑いのか寒いのか、どんなスポーツや食べ物が有名なのか、等を事前に一緒に調べておくことで、
「あ!その国知ってるよ!さっき、そこの展示場にも行ったよ!」
と会話が弾むかもしれません。
英語が話せる話せない以前に、世界の国についてある程度知識があるというのは、子どもにとっても非常に重要で、相手にとっても嬉しいことなのではないかな?と私は思います。
大阪万博で世界中の人と英語で会話をするためには
会話のきっかけ、話す内容はいくらでもあっても、そこからスムーズに会話が出来るかどうかは、英語力が重要になってきますよね。
ちなみに、私がここでいう「英語力」とは、「英語の流暢さ」ではありません。
私が子どもに求める「英語力」とは、知っている英単語を1つでもいいから声に出して相手に伝えようとする勇気、積極性、それだけを期待しています。
例えば、息子が「Where are you from?」と聞いて、相手が「Brazil」と答えますよね。
「お母さん、何て言ったの?」「ブラジルだって」と私が間に入った後、
「Wow!」とか「Hot!」とか「Soccer!」とか、とにかく何でもいいから、そこで黙らずに、何か英語で一言返す、そのガッツを身に着けておいて欲しいなと思っています。
通じなくてもいい、でも何度か言い直せばきっと通じるし、何よりも「会話をしようとしている」という想いが通じれば、相手は絶対に聞こうとしてくれる、そんなことを学んでほしいのです。
「通じないかもしれないから話さない」ではなく、「とにかく何でもいいから知っている英語を口に出す」訓練を日頃からしておくことが大切なのかなと思います。
そのためにはやはり、普段から外国人の人と接する時間を設けることが必要ですよね。
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大阪万博まであと6年、たっぷり時間はあるので、怖気づかずに誰とでも会話をしようと試みるチャレンジ精神を、どうにか育んでいきたいところです!
お互い英語が通じなかった、という時のためには
とはいえ、大阪万博でたまたま会話をした外国人が英語を話せるかどうかは分かりませんよね。
「Where are you from?」と聞いたものの(とにかくこの質問だけは頭に叩き込もうと思います(笑))、
英語が通じず相手が困る可能性だってあります。
そこで、「あ、お母さん、英語通じないや、ダメだ」と諦めて欲しくは絶対にないのです。
万博のパンフレットを使って指さして聞いてもいいし、China?France?と相手が分かるまでひたすら英語で国名を言ってみてもいいし、私に助けを求めてもいいし、
英語はあくまで会話のツールの1つであって、通じなくても当たり前、ということも知って欲しいなと思っています。
今の時代、いざとなればスマホのアプリで会話も出来るので、文明の利器は使いまくって(笑)、
「英語を使う楽しみ」以上に、「世界中の人と会話をする喜び、楽しみ」を体感して欲しいと心から願っています。
グローバルな思考を持ってもらうために
万博の良いところは、やはり、「世界各国のことを知れる」というところですよね。
地球上にはたくさんの国があり、様々な人種がいて、面白い文化がたくさんあるということを、感受性豊かな子どものうちに、大阪万博を通じて知って欲しいと思います。
そして、世界中の色んな人と交流するためには、言語はとても大切なのだということも、会話を通じて感じ取ってくれたら、きっと子どもにとっても最高の経験になるでしょう。
英語や、その他外国語を習得することで、世界との繋がりが一気に増やすことが出来る、そうして、もっともっと世界のことを知りたい、学びたい!と思ってくれたら良いですね。
グローバルな思考で活躍してもらうために、大阪万博は貴重なきっかけになるはずです。
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最後に
つらつらと、私の大阪万博までに何が出来るかという想いを書いてきましたが、皆さんはどんな想いをお持ちでしょうか?
何でもスポンジのように吸収し、理解力も記憶力もある小学生という時期に、万博に行けるというのは、とても贅沢なことなのかもしれません。
また、関西在住の私たちにとって、大阪で開催されるというのは、本当にラッキーなことであり、
ただ、観光として見に行くだけではなく、ボランティアとして、子どもと一緒に「提供する側」に回ってみるのも、とても良い経験になるかもしれませんよね。
子どもでも出来ることがきっとあるはずなので、ゆっくり調べてみたいと思います。
他にも、「こんなこともできるんじゃない?」ということがあれば、是非教えて頂きたいです♪
大阪万博に行ったからこその人との出会い、大阪万博でしか経験できない体験を、子どもが一生の思い出として持てるように、今から出来ることを、日本中のパパママと、探していけたらいいなと思っています!