[幼児英語教育] ズバリ!何歳から英語を教えるべき?英語習得の黄金期はいつ?

何歳から英語は習い始めるのがいいのか。親であれば必ず考えることでしょう。

あまり早すぎると母国語が育たないという意見もありますが、早い方が言語を”音”としてとらえるため、自然と聞き取れるとも言われます。

実際に何歳から英語を始めれば、完璧なネイティブのレベルまでたどり着くことが可能になるのでしょうか。

幼児期から英語を習うメリット

0歳から3歳頃というのは、まだ日本語もおぼつかない状態です。

文章というよりも単語をつなげたような言葉であったり、0歳児であればまだ「あーあー」といったような喃語を話している時期です。

そのころから始めることに、意味はあるのかと感じる親も多いでしょう。

この0歳から3歳頃に英語を習うメリットは、なんといっても”聞き取る力”が付けられることです。

人間は3歳頃までに聞き分けられる音の種類が決まるとも言われています。

つまり、幼児期から英語を習慣的に耳に入れていれば、後から言語を話すようになった時に、自然と聞き分ける力が付いているということです。

大きくなってから英語を始めると、日本人がまず苦労するのは、やはり聞き取りです。

なんとなく聞いていては、英語は頭には入ってきません。日本語であれば、なんとなくテレビを付けていても内容は頭に入ってくるのに、英語はバックグラウンドミュージックのように、右から左へと抜けてしまいます。

幼少期から英語を習うメリットはまさにここなのです。

文章を組み立てたり論理的に話すち力などは、後から強化することができます。

まずは、聞き取れる準備をしておくことであとからの学習がぐっとラクになるのです。

英語習得の黄金期はいつ?

文章を上手に組み立てて話すようになったり、たくさんの単語を使って話すようになるのには長い期間を要します。

幼児には言語爆発期という時期が存在します。それが2歳ころです。

この月齢ころに、急におしゃべりが出来るようになって驚く親も多いでしょう。

しかし、ある日突然話せるようになったわけではなく、それまでの長い期間多くの言葉に触れることによってインプットしてきたことが、ある時期になるとつながってくるのです。

英語学習も同じです。

大人でも、英語をコツコツ勉強しているのになかなか成果が上がらなかった。

しかし、ある時期突然英語が自然と出て来るようになる、という感覚を味わったことがある人は多いのではないのではないでしょうか。

すぐに効果は出なくても、小さい頃からコツコツとインプット作業をしてあげることで、本当に文字通り「ある日突然」話しはじめるという時期が来ます。

焦らず続けることが一番の近道なのです。

幼児は英語の吸収が早く、忘れるのも早い

ここまで英語の早期教育をするメリットをお話しましたが、難しいのは英語学習を継続することです。

3歳頃までは、親も熱心に英語教室に通ったり一緒に英語の歌を歌ったりしていても、幼稚園に入って忙しくなってしまったり、親が仕事を再開して子どもに時間をかけられなくなることもあります。

小さい子どもは英語の吸収が驚くほど早いのは事実ですが、実は忘れるのも驚くほど早いのです。

一度ある程度聞き取れるようになったと安心してしばらくさぼっていると、全然できなくなってしまうということがよくあります。

また、帰国子女や英語環境の中で育った日本人によくあるのが、日本語英語をごちゃ混ぜに話してしまうパターンです。

「Tomorrow, Parkに行こう」などといった話し方です。親や身近な人はそれでも理解してしまうので、特におかしな英語を話しているという自覚がないことも多くあります。

幼児期からこういう話し方をしていると、修正するのが難しくなってくることもあります。

赤ちゃんから英語を習う必要性

結論として、やはり幼児期から英語を学習するメリットはかなり大きいと言えます。

さらに言えば、早すぎてよくないなどということはないと思います。

おなかの中にいる頃から耳は聞こえているので、その頃から英語を聞かせる熱心な親御さんもいるほどです。

ただ、親としては、きちんと継続できるようにフォローが必要です。

小さな子どもに「英語は将来役に立つからがんばって」などと言って本人の意思でがんばるように促すのはまだ早すぎます。

親が英語を流暢に話さないのであれば、一緒に勉強するくらいの気持ちで、英語に触れられる環境を作ってあげましょう。

英語の音楽を一緒に聞いたり、好きな映画を英語版で見たりして、一緒に楽しむといいでしょう。

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また、日本語を話すときは意識して正確に話すことがとても大事です。

変に英語を挿入したりせず、カタカナ語を多用せず、正しい日本語を話すことを怠らないようにしてください。

英語に関してはお教室やテレビ番組にアウトソーシングすることができても、日本語に関しては親が責任をもってみてあげる必要があります。

赤ちゃんのころから英語を学習することは、本人にとって大きな財産になります。

きっと成長してから、小さいころから英語を習わせてくれてありがとうと感謝する日がくるはずです。

その日を夢見て、少しずつ続けてみてはいかがでしょうか。