中学レベルの英語苦手ママでも大丈夫!英語で語りかけ育児のコツは?

おうちで簡単に英語環境を作るにはどうしたら良いのでしょうか?

方法は色々とあると思います。

普段の会話を完全に英語にすることができれば、子どもたちはすぐに英語を話しだすでしょう。

おうちに1人ネイティブスピーカーがいてくれればいいのですが、なかなかそうもいきません。

おうちでママやパパががんばって、英語環境を作るコツをお教えします!

英語で共通の話題を作る

英語に関する共通の話題を作ることがおすすめです。

例えば、音楽やテレビ。流行っているもの、子どもが好きなもので構いません。

あまりくだらない言葉を覚えてしまっては困るという懸念はあるかもしれませんが、アメリカなどでは子ども番組で使う言葉や題材について、厳しい規制があります。

日本以上に、子ども向け番組の中での暴力シーンや汚い言葉の使用について敏感です。

NHK Eテレでは、アメリカの人気ドラマの枠があり、毎週決まった時間に放送されています。

初めは言葉があまりわからなくても、家族団らんの時間に一緒に見るなどしてみてはいかがでしょうか。

海外子供向けドラマから人気スターが生まれることもあり、今は世界的歌手のアリアナ・グランデも、「Sam & Cat」や「Victrious」というドラマに出演したことがきっかけで人気に火がつきました。

出演者に注目してお気に入りを作って見るなどの楽しみ方もありますね。なんとなく画面を見ているだけでも、慣れてくるとストーリーもわかってきて楽しくなると思いますよ。

音楽も、子ども向けや流行のものなど、色々聞いてみてもいいかもしれません。

ただ、音楽はテレビ番組のような規制が少ないので、かなり卑猥な内容だったりして驚くこともあるかもしれません。

歌詞の内容には気をつけましょう。

中学レベルの英語でできる、英語の語りかけ

私がおすすめしたいのは、英語での語りかけです。

これは、かなりハードルが高いと感じるかもしれません。語りかけるにも、英語に苦手意識がある方も多いでしょう。

しかし、相手は子どもです。決して難しい言葉を駆使する必要はありません。

考えてみてください。2-3歳児に普段話しかけてる日本語は、どのくらいのレベルですか?

「おはよう。今日はいい天気だよ」
「おやつの時間だよ」
「ねむいかな?」
「今日は公園に行こうね」

こういった会話がほとんどではありませんか?

こういったフレーズをそのまま英語に訳すのは、決して難しいことではありません。

中学で習った程度の英語で十分対応できるのです。決まりきったフレーズを繰り返し使うというのがいいでしょう。

語りかけの目的は、耳を慣れさせる、英語に対する抵抗を失くすことです。

決して、そこから完璧な英語を身につけさせようなど、壮大な結果を求めてはいけません。

CDやテレビ、YouTube などを利用しながら、日常会話の中に決まった簡単なフレーズを織り込んでいくというのが、自然に簡単に英語に触れられる方法かと思います。

私が思うのは、ママやパパとのコミュニケーションの中で英語を気軽に使うというのが、とても大切なのではないかということです。

英語って楽しい、と思わせたらこちらのものです。

家庭で英語のフレーズを会話に盛込むメリットは、それだけではありません。

なんと、費用がかかりません!

英会話スクールに頻繁に通うのが難しい人にも簡単に始められます。

家庭で英語を使うと、日本語が変にならない?

中途半端な英語を身につけさせることで、日本語まで中途半端になってしまうのではないか、と心配される方へのアドバイスです。

確かに、身近な人の話す言語というのは、子どもに大きな影響を与えます。

ですので、ぜひ普段から日本語でも英語でも、「キレイな言葉」「わかりやすい言葉」を話すように心がけてください。

日本語ネイティブの私たちでも、人によって使う言葉のレベルは様々です。

英語であってもそれは代わりはありません。どの言葉を話す際にも、正確にわかりやすく話す習慣をつけさせてあげることが大切だと思います。

そして、英語を話す時はきっちり英語を話してあげて、親がミックスして話さないように気をつけてあげましょう。

関連記事:英語が話せないママパパ必見!子供をバイリンガルに育てる秘訣

まとめ

いかがでしたか?

幼児期は、英語を話すのが恥ずかしいという感覚がまだあまりないので、始めやすいのではないでしょうか。

ママパパたちは恥ずかしいかもしれませんが、ここは子どもの将来のために、いっそなりきって一緒に楽しんでみてはいかがですか?

家でも英語で語りかけ、ぜひ試してみてください!

ABOUTこの記事をかいた人

3児のママでアラフォー主婦。
ロサンゼルスに4年在住し、現地の子育てを経験。
帰国後は、ジュニア英会話講師、英語教育に関する記事の執筆を中心に活動。
学び直しのため大学に編入し、現在は2度目の女子大生を満喫中。