先日、Global MOM to MOMの「世界基準子育てセミナー」が開催され、
スウェーデン在住のママ、久山葉子さんに”スウェーデンの比べない子育て”というテーマでお話いただきました。
久山葉子さんは、翻訳家、ライター、高校の教授と幅広く活動している素敵なママです。
著書に『スウェーデンの保育園に待機児童はいない』があります。
私、この本を読んですごく刺激を受け、
北欧の教育を知ることで、視野が広がり、
子育てのこれまでの自分が持っていた価値観が変わったので、
日本のママたちにも是非聞いて欲しいと思い、
連絡を取ってみました。
初対面にもかかわらず、快くお引き受けいただき、
この度、バイリンガルママ育成塾のWorld Cafeにお招きさせていただくことになりました!
久山葉子さんが、
関西出身っていうのも、
親近感が湧いている大きな理由です。笑
北欧の教育や子育ては世界でも注目されていますが、何がどのように凄いのか???
色々な話を聞くことができましたが、
私の心に響いた1点をシェアさせていただきます。
スウェーデンでは、
「子供も一人の独立した人間」と考える。
子供が自分で決める権利がある。
大人の言いなりになる必要はない。
子供は、親の所有物ではない。
学校では、
ルールに従うのではなく、
常に問題意識を持ち、
意見を言うように教育され、
訓練されている。
学校のルールも子供がおかしいと思えば、
先生や学校に意見を言って、
ルールを変えることができる。
教科書もない。
先生が自由に教えることができ、
それを子供が評価する。
このように、
幼い頃から自分の意見を言うように
育てられた子供たちは、
大人になり社会に出ても、
自分が社会を変えれる。
自分が世界を変えれる。
って本気で思っている。
スウェーデンの中学生で環境活動家のグレタさんがいい例ですよね。
日本って、“ルールはルール”、で片付けられるところが多い。
子供が学校に意見なんて言えない。
意見を言ったら、”生意気な子供”ってレッテルを貼られるのがオチ。
意見を言ったって、
聞いてもらえないから、
言うだけ無駄。
学校では、
波風立てず、
黙ってルールに従う子供が、
良い子供とされている。
親もそういう風に躾けてる家庭も多い。
そう言う風に教育されて育つ子供って、
自分なんかが社会なんて変えれるわけがない。
おとなしく従っている方が楽。
社会が変えれないから、
世界なんて変えれるわけがない、
って思っちゃう。
スウェーデンと日本の教育、
全然違う〜〜〜〜!!!
ルールに従うのは大切だけど、
ルールが間違っていることだってある。
日本でも、勇気を出して意見を言って、
ルールを変えようとできる、
子供たちが増えて欲しい。
でも、まだ
今の日本の学校には期待できないから、
まずは家でできることから始めよう。
子供に疑問に思うこと、
おかしいことに
ちゃんと耳を傾けて、
それを聞き入れて、
柔軟に変えていける親になりたい。
ママ友と集まって、
情報交換、旦那の愚痴を言うのも、
もちろん楽しいけれど、
海外に住んでいるママから
海外の子育て、教育の実際の話を聞くのって、大切だ、
って本当に思いました!!
我が子をグローバルに活躍できる子供に育てたければ、
親がグローバルな視野を持つ必要がある。