スウェーデンの子供が学ぶ「子供の権利」とは?

こんにちは!

 

外国人ファミリーと一緒に英語子育てするプロジェクト

Global MOM to MOM“主宰の

レイノルズ容子です。

 

一昨日、Global MOM to MOMの日本人ママ向けに開催している、
『世界基準子育てセミナー』がありました。
 
 
 
日本社会は狭い。 
日本が全てだと思って子育てしていたら危険!
 
 
月に2回
世界各国に住む日本人ママ・パパに登場してもらい、現地の最新教育を教えてもらっています。
 
 
 
今回のゲストは、スウェーデン在住、翻訳家、高校教師であるYOKO KUYAMAさん。
 
 
 
 
 
『スウェーデンの子供が学ぶ”子供の権利”』についてお話いただきました。
 
素晴らしい内容で、学びが多かったので、シェアします!
 
 
 
YOKO KUYAMAさんは、こんな本も出版しています。
 
私はこの本を読んで、共感し、書著であるYOKOさんと知り合いたいので、
 
メッセージを送ったのが出会いのきっかけです。
 
 
 
オススメの1冊です!!! 
 
 
 
日本で、“子供の権利” ってあまり話題にもならないし、ないがしろにされがち。
 
 
 
この言葉を聞いてピンとこない人もいると思うので、
今回はこのテーマでお話いただきました。
 
 
 
スウェーデンでは、幼児のうちから、しっかりと子供には”権利”があることを教わります。
 
 
 
1. 体罰を受けない権利  
 
2. 教育を受ける権利  
 
3. 対等に扱われる権利
 
 
 
スウェーデンでは、
家庭内でも、親が子供にペシっと叩いただけで、通報されます。
 
 
『我が家のしつけです』と言って叩くのなんて、絶対ありえないそうです。
 
 
子供は自分に権利があることを知っているので、親に少しでも叩かれたら、すぐに学校に報告するそう。
 
 
 
 
スウェーデンは、1979年に世界で初めて「子どもへの体罰」を禁止したそうです。
41年前ですよ!!!

だから、親の世代も体罰を受けて育っていない。国中に浸透しているそうです。
 
 
 
日本では、やっと学校の体罰が禁止されたけれど、
 
家庭内での体罰は、まだまだ容認されていますよね 
 
 
 
 

3番の「すべての人には同じ価値がある」こと

これが、本当に素晴らしい考え方で学ぶことが多かったです。

 

 

 

 

スウェーデンでは、人種、年齢、性的指向、生まれ育ち、学歴、収入、職業、社会的地位……全て同じ価値があると扱われます。

 

先生も生徒も同じ価値がある

 

​日本では、

 
 
先生は偉い存在で、
生徒は従わないといけない。
 
 
親は偉い存在で、
子供は従わないといけない。
 
 
 

例えば、日本では子供は親の所有物になりがち。

子供を親の作品のように扱っている親が多いし、過干渉の親が多いと思う。

『子供は為に、自分がしっかりと育てなければ』と言う考え方の人が多い。

 

 

でも実は、
子供の人生は親がコントロールなどできない。
 
 
 
スウェーデンの学校では、生徒が先生を評価する​制度があるそう。
その中には項目がいくつかあるらしくて、
 
 

その一つに、

授業の計画と実行に、生徒を関わらせているか

 

教育委員会から先生へのアドバイスは、

生徒と一緒に以下のことを決めるということ。


どのような教材を使うか

課題にかける時間や条件

課題にどういった手法を使うか

どのようなテストの方法を使うか

 
 
日本の学校で学ぶことは、決まっていて、
先生や生徒の意見が反映されるって、なかなかないと思います。
 
 
 
その中でも、生徒が教材選びに意見できるなんて、絶対にありえない。
 
先生でさえも、その権限がない、という悲しい現実、、、
 
 
 

日本の子供たちはグローバル社会で活躍できるのか?

 

私がなぜ、”世界と繋がろう!”という英語子育て活動を推進しているのか、、、

 

 

それは、

日本の学校教育や日本人の親の考え方が、

グローバルマインドから程遠いから。

 

 

 

 

子供の頃から対等に扱われて育っていくスウェーデンやヨーロッパの子供たちと、

日本人の子供たちが将来グローバル社会で同じ土俵に立って、対等にやり合えるのか?

 
 
 
 
日本の子供達は、自分の頭で考えたことを、英語で堂々と発言できるのか?
 
 
 

日本人の親が世界の教育をもっと学ぶべき

 
私が開催している
よく伝えているのですが、
 
 
 
近所のママ友からの情報も大切ですが、
グローバル育児をしたいのであれば、
ママ自身が世界と繋がり、海外に視野を広げる必要がある。
 
 
グローバル社会で活躍していくには、
英語力だけでは、足りない。
 
 
 
DVD教材や英会話スクールでは、
英語だけは上達するけれど、
グローバルマインドが育ちますか!?
 
 
 
やっぱり、リアルな世界で多国籍の人たちと何度も何度も交流して、
それを繰り返すことで、
自然にグローバルマインドが育つと思っています。
 
 
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